昨日(2023.03.21)は私が主役の「絵と音楽のマリアージュ=美の境地」春分の日コンサートを開きました。きわめてユニークな展覧会でありコンサートでした。私が描いた絵をホールの壁中に飾り、私が解説するたび、ヴァイオリニストの黒田小百合さんとピアニストの霜浦陽子さんが、その絵に因んだ演奏をしてくれました。こんな趣旨の私の挨拶で始まりました。
「皆様、こんにちは。本日はようこそ。今日は春分の日でございます。今日は今年一年で一番の強運日で、天が赦す日、天赦日とか、一粒が万倍になる、一粒万倍日といって「何ごとを始めるにももっともいい日です。そして明日は私の87歳の誕生日、そんな日に私の人生ソナタの第4楽章、フィナーレを奏で始め、皆様にその証人となって頂けることは真に光栄なことです。振り返りますと、第1楽章は学生時代、第2楽章は社会人(組織人)時代、第3楽章は趣味人(自由人)時代でした。今日から始まるフィナーレはそれらを超越して歓喜と余韻に満ちた第九でありたいと思います。」