2023.07.04 Gala Concert

今年初の夏日、外は暑いが西宮芸術文化センター小ホールはひんやりとして気持ちがいい。

今日は昼夜続けてガラ・コンサートとアンサンブルの夕べを楽しんだ。筆者のように超高齢になっても老若男女の皆さんと一緒になって音楽を楽しめるのは実に有難い。

ホールの一番後ろでカメラ番をしながら文字通り音(の響き)を楽しんだ。ステージから客席を上ってくる音、音、音。弦あり管あり鍵盤あり。それらが渋く甘く揃い微妙に縺れ合う様はカンディンスキー描く抽象画を見る思いがした。例外は長崎県出身の中村卓士君のピアノソロ、日本の高校からウイーンやパリの音楽院に留学、昨年イタリアのプッチーニフェスティバルに出演した逸材、聞かすショパンやリストの演奏だった。