Grand Concert フレデリック・ショパンを巡って

Grand Concertと名付けたのにはわけがあります。ショパンが1832年2月26日、22歳の時にプレイエルホールで演奏したパリでのデビュー・コンサート名がこれだったのです。

8/11、ピアノ演奏をしたイグナツ・リシェツキ(ポーランド)の演奏が私の耳には澄み切っているように感じられ大変気に入りました。
他の日本人ピアニストとは音色が違う、そのように私には映りました。同じピアノ(スタインウエイ)でありながら違うと思ったのは、彼の母国語が子音中心であるのに対し日本語は母音中心で、その語感覚でピアニストはピアノを弾くからではないかと思いました。
私は毎日現地からの英米語放送を聞いていますが、その音感(触)は日本語感(触)と違う、それと同じような差を感じたからです。
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演奏会後に空を見上げたところ、今年最後の最大の満月でした。