Summertime Joint Recital 客演:木野雅之氏を迎えて

21日のチェロ演奏会に引き続き今日(8/24)はヴァイオリンの素晴らしい演奏会が有名なヴァイオリニストの木野雅之先生を客演に迎えてSalon Classicでありました。

すっかり弦の虜になってしまいました。

今日のヴァイオリン出演者は全員木野先生の門下生で、まだ中学生や高校生ですが、その演奏振りは堂々としたもの。

それもそのはず、三人とも3歳や5歳からヴァイオリンを始め、すでにいろんなコンクールで金賞はじめ優秀賞の受賞者でした。若い時分から自らの才能に目覚めて行く姿に感心するとともに音楽的感性の在りかが解ったような思いがしました。

木野先生の演奏の何と美しいことか、フォーレの「夢のあとに」の妙なる光輝くような夢心地の音にうっとりしてしまいました。
これこそ私にとっての音楽美でした。
今日のピアノソロの高校生はピアノコンクールの全国決勝大会出場者だけあってそのラフマニノフの近代曲演奏にしばし酔いしれました。
音楽は時間芸術と云え演奏に空間美も発見しました。今日のヴァイオリニストの皆さんは全員有名ヴァイオリニストの似顔絵のようでした。